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レコーディングの話

時々思うのだが、レコーディングエンジニアの素質ってなんなんだろう?

以前行った事のあるスタジオでは色々な種類のマイクがあって、その人の声に合わせて選んでくれたりしていて、おおーこりゃ贅沢やなーなんて思ってました。。

けど、後で演者に聞いたら「何回も声の確認で歌わされて、本番録る時にはモチベーション下がっちゃったよー」って事があって、それ以来レコーディングってなんぞやと考える日々が続き。。。ませんが、しばしば考えてました。

で、いきなり結論ですが、レコーディングってやっぱその場の空気、演者の熱意とかを切り取る作業なんじゃないかなって思うんですよ。

なので俺は雑談中でもレコーディングにさっと入れるように準備するのを心掛けてるし、練習するから曲回しといてーって時も常に録音しています。あと絶対録音ミスはしないように。演者は100回録り直してもいいけど、こっちのミスは致命的な事になる事がしばしばあるから。

さらに言うとレコーディング中もできる範囲でミックスを同時進行しているので、ブースから出たらある程度聴かせられる状態にしちゃっています。

こうしてできるだけアーティストに待ち時間を作らないのも、いいエンジニアの1要素なんじゃないかなって思ってます。細かい作業は後でもできますしね〜

マイクはNEUMANNのTLM67です。NEUMANNはU87aiが定番ですが、あえて他と違うサウンドにしたく、こちらにしました。実際ミックスに馴れが必要だけど、他メーカーだと結構壁があったのですが、声に芯があって、どこまでも行ける感じがして良いマイクだと思います。

#スタジオ

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